コラム

外壁・屋根塗装で家の寿命はどれだけ延びる?

家は建てた後が本当の維持管理のスタートです。塗装は単なる見た目をきれいにする工事ではなく、雨や紫外線、風雪から家を守り、寿命を延ばす大切な役割を担っています。今回は、外壁・屋根塗装が家の寿命にどのように影響するのか、どれだけ長持ちするのかについてわかりやすく解説いたします。

1. 塗装の役割は「家を守ること」
外壁や屋根は常に雨風や紫外線、気温差にさらされています。塗膜が劣化すると防水性が失われ、雨水が外壁や屋根材の内部へ侵入するようになります。

雨水が侵入するとどうなるかというと

■ 外壁材・屋根材が腐食・剥離
■ 内部の木材が腐る
■ シロアリ被害が起きる
■ 雨漏りの原因になる

このような被害が進行すると大規模な修繕工事が必要となり、高額な費用がかかるだけでなく、家の寿命自体が短くなってしまいます。塗装はこれらの被害を防ぎ、家を長く守る「防水バリア」の役割を果たしているのです。

2. 塗装で家の寿命は10年以上延ばせる
外壁・屋根塗装を適切なタイミングで行うことで、家の寿命は10年以上延ばせる可能性があります。

例えば:
■ 外壁や屋根の塗膜の防水性能を維持できる
■ 下地の腐食や劣化を防げる
■ 劣化が進む前に補修できる

この結果、家の構造自体を長持ちさせることが可能になります。

特に屋根は雨漏りの原因となりやすく、劣化に気づきにくい部分です。屋根塗装を適切な時期に行うことで雨漏りを防ぎ、大掛かりな屋根の張り替え工事を避けることにもつながります。

3. 塗料の耐用年数を知っておく
塗装で家を守るためには「適切なタイミング」で塗り替えることが重要です。塗料には種類ごとに耐用年数の目安があります。

■ シリコン塗料:7~10年
■ ラジカル塗料:10~13年
■ フッ素塗料:13~16年

前回の塗装から10年が経過している場合は、一度点検をご検討ください。塗料の劣化サインを見逃さず、必要なタイミングで再塗装を行うことで家の寿命を大きく伸ばせます。

4. メンテナンスを怠るとどうなる?
「まだ見た目はキレイだから大丈夫」と放置していると、見えない内部で劣化が進行している場合があります。

■ 小さなひび割れから水が侵入
■ 防水機能が低下し雨漏り
■ 内部の柱や梁が腐食し強度が低下

このような状態になると塗装だけでは修復できず、大掛かりな補修工事が必要になることも。
定期的な塗装メンテナンスは、長期的に見れば「家を守り、大きな出費を防ぐ最善策」です。

外壁・屋根塗装は、家を長持ちさせるための大切なメンテナンスです。適切な時期に適切な塗料で塗装を行うことで、家の寿命を10年以上延ばすことが可能です。

「今の家をずっと大切に住み続けたい」
「雨漏りや大規模補修はできるだけ避けたい」

とお考えの方は、まずは一度外壁・屋根の状態を点検してみることをおすすめします。株式会社未来Color’sでは無料点検・無料お見積りを行っています。大切なお住まいを未来に残すために、まずはお気軽にご相談ください。

 

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